ベンダ ビリリ! 〜もう一つのキンシャサの奇跡
2010-09-24


ビッグ・イシューで「スタッフ・ベンダ・ビリリ」のことを知り、

彼らの映画がどうしても観たくて、仕事の合間をぬって行ってきました。

[URL]

 

その後彼らは来日して、いま日本にいます!

(ホームページによると、テレビに出演したりもしたようです)

[URL]

 

禺画像]


スタッフ・ベンダ・ビリリというのは、

コンゴの首都キンシャサに住む、路上音楽集団です。

グループ名は、現地の言葉で「外見をはぎとれ!(精神を見よ)」 という意味だそうです。

メンバー8人のうちの5人は、ポリオの後遺症から足が不自由で、

自転車を手こぎに改造したような車いすに乗っていたり、杖を頼りに歩いていたります。

 

身近な経験から出てきた素直な言葉による歌詞と、

無条件で身体に働きかけてくるような音楽がとても素敵で、

すっかりファンになってしまいました。

語っている言葉がそのまますっと歌になっていくような、

それでいて見事に美しい、

あの音楽性は何なのでしょう。

素晴らしいリズム感や音感は、天性のものなのでしょうか。

それともやはり、練習のたまものなのでしょうか。

 

とても厳しい生活の中、

(手作りなど、工夫して楽器を手に入れて!)

自分たちでバンドを組み、

近所の無料動物園に集まって練習をしていた、ということそのものが、

ものすごいことだと思います。

彼らがとても前向きで明るいのは、

音楽に関わることが自分のアイデンティティとなって、

生きる支え、命の糧になっているからでしょうか。

 


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