大好きだったのに、
引越してなかなか行く機会がなくなった本屋さん。
たまたま近くへ行ったので立ち寄ってみました。
平積みの本を見ていると、心惹かれる装丁の文庫本が。
手に取って少し読んでみたら、なんだか変わっていて面白そうです。
気晴らしがしたくて喫茶店にでも入ろうかと思っていたのですが、その本を買ったらすっかり嬉しくなって、そのまま寄り道せずに帰ってきました。
「あずかりやさん」という変わったお店を舞台にした連作短編で、一篇ごとに語り手が変わります。
その、語り手の選び方がユニークなのです。
夢中になってあっという間に全部読み終え、
思い切り後悔しました。
一日に一篇ずつと決めて、
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