昨日ツイッターで、被災された高校生が問いかけていました。
みなさんの心の中に、あの時の想いは残っていますか?と。
もちろん、忘れていません。
あの日から、全てが変わってしまいました。
あの津波は、私の一部をも、どこかへ持ち去りました。
胸の一部が欠けてしまった感覚は、いまも生々しくあります。
オイリュトミーシューレで
「民族身体」のことは教わっていましたが、
日本という民族の身体を自分も持っているなどと、
実感したことはありませんでした。
世界のことばかり考えて、
もう自分は、国などというものからも自由になれるのではないかと、
とんでもない幻想を抱いていたものです。
でも、実際にそれの一部が損なわれてみると、
欠落感は大きく、具体的です。
その後、
さまざまなことが明るみに出て、
この国には、
素晴らしい方がたくさんいらっしゃることもわかり、
非道なことがたくさん行われていることもわかり、
自分で、いろんなことを知って、
あらゆることに責任を持って生きて行くことが必要なのだ、という
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