桜見んとて ― 六義園にて
2010-04-03


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ご報告が遅くなりましたがウタさんは先日、無事にご帰国になりました。いま私は、さみしさと、無事に大役を終えた安堵とがないまぜになった気分です。
帰国前の27日、すべての講座が終わってオフの日に、六義園にご一緒しました。
ウタさんは、大好きな桜を日本で見るのを楽しみにしていらして、ずっと、桜は?桜は?とおっしゃっていたのに、ようやく出た開花宣言の後も寒い日が続いて、お花見はちょっと無理かなぁ、と思っていました。
ところが26日の夜に、ビデオを見ようとテレビをつけたらニュースをやっていて、六義園のしだれ桜がライトアップされているのが映ったのです。これだ!というわけで、さっそくお連れしました。実は私も、以前から行きたいと思いながら訪れたことがなかったので、初めて見る綺麗なお庭を堪能しました。
しだれ桜は期待どおりの見事な美しさで、ウタさんも大満足のご様子。しかも、この種類はヨーロッパにはないのだそうです。人びとの様子に、「みんながこんなに花を大切に思っているなんて、日本人はやっぱり素晴らしい!」と感心していらっしゃいました。お抹茶をいただいたら、運ばれてきたお盆の何気ないデザインにも、「この繊細さ!」と喜ばれたり、大きな、野点用の傘に「これ大好き!」とはしゃいでいらしたり、日本らしさをとても楽しんでくださっているようだったので、私たちも幸せでした。
3箇所での講座もそれぞれに大成功だったようで、仙台では大勢の方にお越しいただいて、初めての方も多いなか、大変充実した講義だったそうですし、京都では、なんとウタさんのミニパフォーマンスがあったとか。すべての講座に出られたら良かったのに!と思っています。
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