「シーモアさんと、大人のための人生入門」
という映画を観てきました。
素晴らしい演奏家でありながら、50歳のときに(絶賛されていながら)演奏活動をやめ、以後ずっと(映画の時点で37年、そして今も)教師に徹しているピアニスト、
シーモア・バーンスタインさんのドキュメンタリーです。
まず、彼の演奏が、すごい。
心の襞の奥深くに隠れているものたちが、やさしく引き出されて愛撫してもらえるような、
あるべきものが、あるべきように存在させてもらっているような。
そして、彼の語る声と言葉が、非常に心地よくしみ入ってきます。
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